2008年12月25日


PRESS   装苑2月号 
     
            スタイリスト渡邊由樹さんが贈る、
       東京ブランドで最新パリトレンドにチャレンジ
     に掲載されております
     是非ご覧になってください




2008年12月12日


私的にゆっくりのんびりな師走の東京を感じそろそろ精神的蟹工船へと戻る日が来ている。
住めば都や行っちゃえば何とかなるさは全くもってしてなしの現場。
しかし、衣装へ対しての評判はなかなかのもので1シーン毎に監督の「衣装良いですねぇ...」との唸りを聞き、一人静かに満足感を味わうのであります。
モニターを凝視しすぎてその目つきからスケバンのハシモトとという現場にいて何者でもない私もこの時ばかりは救われます。この衣装、恐らく来夏の公開時はとても話題になるのでは?

普段やらないことや、しない気遣いや心遣い、近くにいても見えていなかったスタイリストという仕事内容、人の意識レベルの差異による出来上がるモノの違いへの反発、この世で芸術と呼ぶものはすべて今この瞬間そしてこの私たちであること、作り物を現実にしてしまうそのパワーこそが映画なんだと、スタッフの中で一番外側からの人間として感じたこと。

次に帰ってくる頃には街中クリスマスソングが鳴り響きサンタの格好をしたピザーラバイクを見たり長蛇の列の銀行ATMだったり、そんな何気ない日常が名残惜しくてならない。
一生に一度しかない夢の「 ”29歳のクリスマス” ごっこ」できると良いなぁ....

2008年12月10日



朝一番、現場栃木から東京トンボ帰り中のまゆみちゃんから「エロシア姉ちゃん(エロティックなロシアのお姉さん)の靴下どこ?」と電話が入り、たった2、3日のことなのに随分前のことの様に感じられた。
それくらいにこの東京の氣の流れって凄いものだと思う。

気をつけていたのに路上パーキングでは2分過ぎて駐禁の紙貼られているし、普通に走っているのにスピード違反切られるし、免許更新は試験場まで行かねばならないし、今年は滅法車運にツイていない1年だったと交通安全のお守りを見ながら思った。
クレジットカードはお店で受け取り忘れ、目的のものは売り切れ、余計なことせず早く現場へ戻れってことの暗示だろうか?..うーん師走だわ。

今日は大切な人のお誕生日、その何人かの中でも祖母に電話をしてみた。毎年忘れた振りをし、歳を証さず、ありがとうと言う。その祖母は昔から変わらずダイエットとお化粧が好きで、ピンヒールにミニスカートで大きな車を運転する。買ったものをカスタムして自分の色にすることは実はこの祖母から学んだ気がする。ともあれ、お誕生日おめでとう。

2008年12月9日

蟹工船のクランクインから10日目にして、
久しぶりに 日常 というか 現実 というか本来の生活に一瞬戻る。
栃木県の倉庫にセットを作り、宿泊は隣のマンション、衣装部屋は向かいの一軒家、そこを日に何十往復と走り回り、一瞬たりとも一息もつく暇無く気付いたら10日経ってしまった。
眠る意識も目覚める感覚もないまま、三度の食事があるから体内時計が働いているだけでそこには感情というものをただ消すしかない、とにかく目の前のやることに追われ、気付くともう次のことが山盛りにある。
初めての映画の現場どう? って質問には、
10日目にしては恐らくまだ何かを言葉にして出すことができない、
非日常 非現実的 すぎて「疲れた」って言葉以外に表す言葉はないのか?と考える。
決して疲れだけでは表せないもっともっと適切な言葉があるはずで、それがまだ出てこない。
久しぶりの東京はその便利さにただ感動、喧騒さえも心地よい。



2008年11月27日






こうやって選んだ奇跡の写真たちがLookBookになりました。
もうすぐお取り扱いショップにて手に取ってご覧になって頂けます。


2008年11月24日



とにかく物凄い人数分の合羽とツナギ、漁船に乗ったら地下足袋と脚絆までフル装備の海の水しぶきが飛んでいる様子の汚れやよく働く男たちの汗染みや着古してボロボロになりかけている様子の汚れ。一人ずつ配給されたものに自分の番号がついている設定。一つとして同じものは無いけれど、場面のつながり上同じでなくてはならないもの、最初に死ぬから予備にのもの、もっとボロくなっていくもの。貧しいからどんどんボロボロとか、つんつるてんの貧乏服とか、男臭い汚れとか、貧しいから貧しいからと、そんなことばかり口にしている。

でも映画になり画面に観たら誰の目にもつかないだろう所まで深く深く読んで、一つ一つに背景のある意味を持たせること、その為に必死になってやっている。
そういうことが自分の服作りに於いても毎回テーマをもって作っているけどその裏の裏へ説得力のあるものにしなければならないと同時に本当に学ぶことが多い。それもとてもゆっくりと自然に身体で実感している。良い経験です。




2008年11月23日

スライドショーの写真見直していたら最後物凄く格好良い終わりだったので是非何度もどうそ







2009 Spring -Summer 


イメージ写真アップしました。
近日中、お取り扱い店舗ではルックブックを
ご覧になっていただくことができますので
お近くのshopにお立ち寄りくださいませ。






2008年11月20日


本日も1日がかりで東宝スタジオ。
衣装合わせと初顔合わせとで俳優一人ずつ衣装を合わせその度に自己紹介をする経験をした。
私などは衣装作成したものの、ただのアシスタントでそこに居るので自己紹介なんてしないものと思っていたが、ちゃんとスタッフの1人として台本にも名前が載っていたので「アシスタントのハシモトです」と繰り返し言ってきた。これから一ヶ月以上毎日を共にするのだから当然かぁ..と不安と期待とでもう他人事ではないぞとちょっと心配でも楽しみ。
作った合羽の衣装はこれまたどの方にもお似合いで本当に良いものができたと感じるしスタッフの方々の反応も素晴しく良かったと思う。
こんなに格好良い漁船員たちの映画なんて一体どれだけのものになるのだろう? 
今からわくわくしてください。
映画「蟹工船」の衣装が上がってきた。

この映画は”美術、衣装にもポップにこだわり”と新聞でも取り上げられたように、漁船員たちの着る合羽がとてもハイテクな素材で物凄い黒光りをしている。そして何と言っても格好良い。

漁船員たち以外の衣装を選びに日活撮影所内の東京衣装へ。
「スーツ昭和」だとか「男 ラクダ上下」だとか「セーター昔」
だとか一つずつ明記してある雪崩が起きても暫く気付かれないだろう膨大な量の段ボールの中から数十人分もの身体サイズ表を見ながらメジャー片手に衣装探しということをした。

今では見るのも恥ずかしいような柄のニットや東京無線風スーツや女郎の長襦袢やと、とりわけ見つけるのが早くまゆみちゃんに褒められた貧乏風のボロ服やチンピラ風の服等、皆さん要らない服はここへ提供したら良いんじゃないか?と思います。その時代に合わせて着る人をイメージしてと大変だけど非常に楽しい時間でした。
  




その後出来上がった合羽を見に東宝スタジオへ。
一つずつ漁船員たちの番号を入れ、水しぶきや着古したりの汚しを入れ、明日の衣装合わせが楽しみです。



















ボジョレーヌーボー解禁前夜は毎年恒例の川田家にて樽からワインを飲みまくる会に参加。
川田父のお酒とお料理と音楽と楽器演奏のお話は毎年とても楽しく、今年は私の母肥満注意も加わり飲んだ飲んだ飲んだ。

2008年11月11日



今週より、長板中形の両面染めお仕立浴衣が北海道から始まり鹿児島まで全国のお取り扱いショップを旅します。

直接身体に当て「良いもの」であることを確かめてもらおうと、また貴方のサイズで採寸してもらおうと、新しい試みでありますがこういったお客様とのやりとりも今時あっても良いんじゃないかって思ったのです。

いつ、どの時期に、何処のお店にあるかは直接各ショップにお問い合わせいただくか、SLADKYまでお問い合わせくださいませ。

女性ものも勿論、男性ものもお仕立て致しますので、いつもお問い合わせくださる多くの男性のお客様、この機会に是非!

沢山の方に出会います様に..


2008年11月10日


PRESS:
VOGUE NIPPON 12月号
"Bohemian Luxury"

掲載されております。是非ご覧下さい。

2008年11月8日

先日の撮影のすべての写真チェックを日垣君とした。温度が同じだと言葉の説明も意見の衝突もなく選ぶ写真は満場一致で嬉しい想いだけが次へ次へと募っていくこんなにも快感なことってない。
もの作りに対する想い、個々のやるべきことのプロ意識の高さ、作り上げたい一心のシンプルな想い。上がりを見て、みんなみんな同じくらい気持ちの足並みがぴたりと揃っていたんじゃないかって思った。
そう、しばらくの間気持ち的に開店休業していた自分がいて、それはなにも言葉では表せないけれども行動でももしかしたら上手く隠せていたかもしれないけれど自分なりの隔離をしていたつもり。
そう呼んで良いものならば。
何と?とも誰と?ともでもない自身の孤立というのかな?そのこと自体にも意味を見出せず何だかわからないけどそうしなきゃいけない気がしててひたすら毎日を過ごしたとでも言うのでしょうか。実に地味にでも着実に毎日を確実に生きた。不安の方が大きくて向かっている方向すら見えずのその方角へ真っ直ぐに突き進むしか選択肢が無かったから「嗚呼...良かったぁ........」って結果。
もうすべてが一瞬にして薔薇色に輝いた。そして続いている。まだまだまだまだ発光し続けている。
こんな気持ちはなかなか無い。遠慮もせずに大きな声で「感動!」といえよう。

2008年11月3日

2009年春夏のイメージ写真を撮りました。今回で2度目となる写真家の日垣君とスタイリストのまゆみちゃんは、なんとなく あ、うん の呼吸でやりたいこともなりたくない絵も直ぐに伝わって実現してくれるから前回より今回、今回は前回にも増して良いものが撮れたと思う。
私の少ない語彙から頭の中を読み取り、よくぞこうして新しい世界観に持って行けるなと希望に満ちた青年は頼もしい限り。

「やりたいことはわかるんだけど...っていうものじゃなくって、
ファッションストーリーにはせずに、モード紙に載る訳じゃないんだから、
なんかこうその時代その機材によるその技術しかないからこれしか撮れなかったを再現したい!
そうね..ブティックよ、ブティックひろし(架空)の顧客様に後日見せるショーのっていってもディナーショーみたいなショーね、の写真がイメージよ。メイクはフルベール化粧品!
ニューオータニの床と壁の重厚感でライトがバンって当たって思い切りポーズするの。」

という説明からこんな写真が撮れました。
全写真ロケで公園のど真ん中に大きな黒幕を張って自然光の中で撮りました。柔らかい光と黒いバックが古くさくレトロにも格好良くて本当に素敵なシュートができたと思う。
すべての写真は後日またアップしますのでお楽しみに!!






2008年10月28日


好きなお花は?と聞かれたらまず ”キングプロテア” と答える。それからダリアと唐辛子。
いつも行く大好きな大好きなお花屋さんのよしえちゃんが突然大きなそして見事にハンサムなウンベラ−タと立派な刺々しい特大アガベを持ってやってきた。
「何か良いのがあったら常に」探している観葉植物。今年は月下美人も咲いてくれないしポニーテールが生き返ったから良いかぁなんてたまたま昨日土を足していた。忘れていた頃にサプライズなお届けもので一気に気分が上昇。しかも素晴しいキングプロテアと唐辛子もプレゼントしてくれたからまた写真。
キングプロテアには「王者の風格」という花言葉があります。花の顔が装飾的な襟に覆われたまるで宮廷にある肖像画のように見えてきませんか?気品があって色気があって本当に素敵なお花。可愛らしい唐辛子達は美味しくなります様に、と壁に吊るして早くお料理に使おうと考えている。よしえちゃんありがとう!!








展示会が終わりホッと一息つく間もなくSSのイメージ写真の構想を練ったり、映画「蟹工船」の衣装を作ることになりそのもろもろが沢山あって前向きな力によって楽しくて充実している毎日ですが、人は何かをやり遂げた後、少しの心の休息が必要なのかもしれません。
好きな作家の一人の森瑶子さんはそういう時間を ”贅沢なエアポケット” と表現していました。彼女の意図することはもっともっと知的で都会的に洒落ていて映画的。何かをする前のまたは何かをした後の区切りをつけリラックスをする為、次への期待をかき立てる為に女一人で酒場に入って軽く一杯飲む、束の間の1人で楽しむ美酒の時間を女性の粋さと書いています。そんな格好良いことを人に知られずとも自分一人の秘密のご褒美みたいにできたらなんて素敵なことでしょう!?いつもそういうことが頭のどこかにあるのだけど、結局頭にネクタイ巻いて千鳥足で騒ぐサラリーマンみたいなイメージの方へとどうしても行ってしまう。大人な女性像を夢見て今日は何を飲もうかな...

2008年10月27日


恒例のドタバタと慌ただしく迎えた展示会も終わりもう何回目だろう?

と考えてもパッと数えられないくらいにやってきているのだと思い、

その都度、その場所、そこに居る人、流れる音楽、匂い、空気、会話、そのどれもは断片的に思い出すしちゃんと”シーズン”があってこうして今に至る。
と感慨深い気持ちになりました。

展示会とは半年に一度のお披露目であるし、普段なかなかお会いすることができないけれどここの機会にっていうのもあるし、色々と発見もあり知ることもあり考えたり与えてもらったりで学ぶところ多い。

洋服達を見て試着をして笑顔になる人を見て逆に元気をもらって、難しいことはなくただ感じて笑って帰って行くお客様を見るとそれだけで良かったのだと思う。

また一つ「成長」をした。

 

2008年10月20日



以前インドから石を選んで...という文章を書きましたがカタチになって私のもとにやってきました。見た目の石たちの輝きにも心奪われましたが、何と言ってもそのパワーの強さに鳥肌が立ちました。手に取った瞬間から温かくなり緊張が解れてゆくのが意識よりも先に身体が教えてくれる。試しに一晩身につけて眠ってみたら二週間ご飯抜きましたってくらいに身体も顔も見た目もすっきりして断食の意味の内臓お掃除された感があるし、むくみやくすみがなくなってしまった。チョコレート食べ過ぎによるニキビも数時間で消えた。はしゃぎすぎるこがね丸さんに当てたら静かに気持ち良さそうに眠り始めた。信じられないけれど今も目の前にあるこれが事実。昔から人を魅了する宝石をめぐって盗難や殺人やっていうの凄くわかる気がする。魔除けやお守りは確かに頷ける。婚約結婚指輪って意味もちょっと怖いくらいに意味のある行為。だって、ねぇ...こんなの手にしたらやっぱり世の中動いてしまうかも。

2008年10月15日

展示会のDMが上がってきて第1便を渋谷郵便局から出してきました。いつからかこの24時間受け付ける渋谷郵便局から出すのが常になっていて、ここへ来るとあぁ展示会だなあと感じます。
前回のDMはすべて”手”でつくるというのがコンセプトで情報はすべて手書き、イメージはマグネットにプリントして学校の先生みたいに大きなペーパーカッターで切って一つずつパウチして、一度封をしてペーパーナイフで開けてガムテープで再度封をして、レインボーカラーでアドレスを押してシーリングスタンプを押して...とにかく大変で大変に面白かった。
今回のDMは招待状によくある三角が折り重なった折り紙封筒を特大で作って真っ青に印刷したものにA3のポスターみたいなDMを入れてみた。
かあわいいぃぃ!早く皆様のお手元に届きます様に...

2008年10月14日

布ナプキンをご存知ですか?
女性の方は生活の中で長く付合っていく生理について自分の身体のリズムについて考えて身体の声を聞いて応えてあげて欲しいと思う。
エステや化粧品に頼り高い美容代を払う前に身体の内なる声を聞いてみることがもしかしたら肌荒れやむくみの改善に繋がるかもしれません。子宮系の病気早期発見を助けてくれるかもしれません。
この布ナプキンの存在を知ってこれは凄いと感動を覚えましたが実は赤ちゃんの時に布のおむつをしていたことと同じことなんだと今も昔もないとても自然なことなのかもしれません。

オールインワンや使い捨てが必ずしも便利なものだとは限らない時代です。
エコロジーなんていったらきりがありません。
本当の本当は自分自身でしかないのだから素直に本能に従うことこそが自然と美への近道の様に思います。


一周年ということで iriebaggyさんにてSLADKYの生地を使った布ナプキンを作って頂きました。布ナプキンの特徴や効能の説明が詳しくされていますので是非ご覧になってみてください
服作りにおいて身体に触れる感覚を大事に生地を選んできました。
そういうところでコンセプトに賛同してくださった iriebaggyさんに感謝いたします。


2008年10月13日

2008年10月3日

江戸時代から伝わる日本伝統染織工芸の一つに「長板中形」と呼ばれる染色の技術があります。
昭和30年重要無形文化財、人間国宝に認定された清水幸太郎氏の技と一徹な職人魂を継承して浴衣作りをしていた三勝さんへと行ってきました。
こんなに素晴しい伝統と技術こそ受け継いでもらいたいものですが年々職人が減る一方で現在は生産中止。日本の着物浴衣文化は無くなりはしないが縮小の傾向にあると社長自らが淋しそうにお話しされたのがとても残りました。
近年の工賃重視の大量ミシン縫いによる海外生産が大きな原因の一つにあると思うし、そんなものに初めて袖を通す若い世代がこれが着物と認識してしまったらこういう業界は増々廃れてしまう。
良いものはずっと受け継がれなければならないと思う反面、良いものを知らずに済んでしまう現代の簡潔便利さがもどかしい。手縫いであるが故の動きやすさや着崩れのなさ、自分の身体に御仕立てするが故の粋な仕様、特別だからこその大事にする気持ち、その反物こそ職人が大変な時間をかけて一つ一つ想いを込めて丁寧に作られた生地であること、洋服にだって変わりはないけれどもそういう 想い を少しでも多くの方に感じて欲しい。
長板中形とは所謂両面染めで表と裏の柄が違う藍で染めたものでこれぞ江戸の粋だと私は思う。三勝さんの長板中形は悲しいけれどもう作られていない。だから最後の反物をすべて譲っていただくことにした。これを私は一人一人の身体に合ったお仕立てを勿論手縫い縫製にてお出ししようと思う。とても学ぶことが多い時間でした。
「今の若いもんは...」っていうのに大抵良い意味が込められていることの方が少ない。自分も然りだが言われると腹立つことこの上ないしかしこの三勝さんは熱く語らずともとても理解のある対応をしてくださいました。
若い世代へ文句を言うのではなく若い世代と共存していこうと努力をする姿勢が有り難いものです。

一日中あっちこっちと重いカメラを持って色々収めようと思ったのに何一つと撮ることを忘れてしまった。その後に行ったZEPPでのWEEKEND LOVERSもとても楽しみにしていた久しぶりの日本脳炎から見入ってしまい最後までカメラを出すこともしなかった。。。バンドとバンドの合間にこんなに主張の強い「音」を流すDJを初めてみた。流石流石淳さんでした。

2008年10月2日



10 / 1 より
伊勢丹新宿店 4F タグラインへ売り場移動しました。
10 / 10 より
WEEKDAYが始まります。

2008年9月30日

二桁の月に入るともうすぐ今年1年は終わってしまう。始まったばかりだと思っていたのに...10月はSLADKYも展示会。DM入稿のためコンピュータと向き合う1日。そういえば先日外付けのハードディスクが壊れてしまい接触不良だろうと呑気に修理に出すと大手術が必要なくらいに難易度最大コースという損傷具合でこれはこれは多大な勉強料をお支払いする羽目になってしまった。一刻も早くの急を要するとのことで特急コースと普通コースどちらになさいますか?と聞かれ、その金額のにも差にも驚いたが杜撰な管理から9年分の仕事が一瞬にして消えた喪失感から決して故意にではなく事故で消えるのならそれくらいのものなのかもしれないと諦めの早すぎる私は秋葉原へ今度は完璧に管理をせねばと店員さんにありとあらゆる状況を伝え様々な方向性を聞き散々考えて末貴方なら何を買う?と全員に聞き林檎派という二段式の一階は仕事用に二階は写真用にというものを購入した。Apple?Windowsはダメ?いやいやそれは無いけど林檎?よくわからないけどその漢字がなんか良い気がした(ちゃんと内容も把握して)。問題の傷だらけになったハードディスクは結局修復できたので消えた9年は取り戻すことができたしこれできちんと整理をいたします。修復できたデータが届くのがこんなにも安心して初めての納車みたく待ち遠しいのだからそれは愛しい自分のお仕事たちの結果、大事に大事にしなくては。。。



雨の空の色に紫陽花はどうしてこんなにも似合うのでしょう?朝から素敵な写真が撮れたので載せました。

昔はとにもかくにも大きな花ばかりを選んでいたので小振りな花があまり好きではなかったけれど、四季を感じることも大切でこの頃は季節に合わせて旬ですというお花を飾る様にしている。お花を買う行為は芸術に触れたり映画を観たりするのと同じくらいに豊かな気持ちになるからセンスと鮮度の良い好きなお花屋さんは街に一つ平塚に一つと決めている。私の願いの一つにずっと誰からもいつもお花をプレゼントされたい思っているというのがある。もしも自分が男の子を産んだら教育方針は「お花をあげる男になれ」だけでいいというくらいに思っている。お花を贈ることに意味を付けても花言葉をのせてもなんでもなくても贈る側も心が綺麗になれるような気がするのは私だけでしょうか?いつもお花を贈られる女性にはまだまだ遠いので自分でせっせとお花屋さんへ行く日々です。

2008年9月29日

すっかり秋の空になったと感じた朝から何となく体当たりとかしてくるストレスフルなこがね丸さんを連れて友人がカレーを食べていたのでインドフェスティバルへ行ってみた。毎年この種のフェステバルヘ行くと大概座るところも無し、大勢で行かない限り炭水化物丼もの系ばかりで直ぐに満腹になり、対して美味しさあまりの感動も無く結局座れるレストランで食い直しってことになるので今回は食べないと決めて行った。
しかしインドということで常に探し続けているボリウッドダンスに関する情報は無いかと数件のDVDやCDのストールを探してみるも人の多さに即座に止めてしまった。ロンドンへ行く度に何度かボリウッドダンスのクラスをとっていたがこんなにハマったダンスはサルサ以来。日本のダンス事情からしていつでもどこでも気軽に踊れるスタジオもクラスも少ないばかりかいちいち費用が高いしどうにかならないものだろうか....?
もっともっとカジュアルに色々な踊りが体験できたら沢山の各々の方向性を目指すダンサーが生まれるのではないか?と思う。趣味で続ける人も増えるのではないか?
何も踊りは夜のクラブや山ヘ行って踊るものだけではないし、室内で優雅にそして気軽に汗をかいて踊るものとして広まって欲しい良いと思う。

どなたかボリウッドダンスのスタジオご存じないですか?


2008年9月27日

最近大きなホールへ小さなライブハウスへとよく音楽を聴きに出かけている。割れる程大きな音が響く会場ではスケールの大きさに凄い人たちを見ているなと思うし、こもった音の中に唄う人の一つ一つの表情が見えるくらい近い場所で聴くのもまたライブの醍醐味で、野外だろうと室内だろうと海だろうと道端だろうとメジャーであろうとインディーズであろうと良い音楽はハートに響くわけで、録音されたものを聴くのではない生きた音のLiveがあるから時々聴きに出かけることは自分にとって大事なことだと感じる中、
最近の一番にぴたりと来る演奏を観た。ここで良いじゃない!って。最近よく聴いていたのもあってあら偶然!まあ今夜ブルーノートに?と駆けつけた。なんて素敵な空間でしょう!。いつもにはない少しのお酒で素晴しい演奏にたっぷりと酔えた素敵な夜でした。このところずっと聴いていたのもあるしだから今からCD買いに行ってこようっと。持っていないの全部買っちゃおっと。アンプとスピーカーを新調したことだし今夜は自宅で昨夜の余韻とリトナーナイトにしよっと。






2008年9月26日

友人のブログを読んでいたらあら!あなたもMisslim!ってシンクロニゼイションだわよ伸君。
そうもし読んでいたらね。
人生の恩師であり古くからの友人であり来世では結婚しようと思っている大切な人がつくった  Misslim×Soulja の「記念日」。
頂戴してからどうやってご紹介しようかと思っていたところ時代は私なんかよりずっと特急でもう多くの方達へと染み渡っていたのですね。

彼から頂いた格言の一つとして

『良いものであって売れるもの』を常に作り続けていかなきゃならない 

です。

良いもの程売れない、売れるもの程悪いなんていうのは言い訳に過ぎないということですね。良いものを作るのであればヒットしないとそれは意味のない自己満足になるわけだから。
才能の開花も時代のニーズに応えるのではなく時代を巻き込む様に操作できるパワーを備える才能あってこそ。うねりや渦は自らが巻き起こす以外傍観できる立場にありたいと願うばかり。




2008年9月25日

人は誰しもこの表現は適切ではないかもしれないが何かにすがり想いをはせて生きている。ある人は宗教のお祈りだったり、星に願ったり、まじないだったり、お守りを持つのも、お塩を置くのも、1日の始まりにの日課だったり、人それぞれがもつやり方はその数だけあることでしょう。民族宗教の考えによる色や模様の意味にはとても興味があるし実際にそれをテーマに洋服作りの参考にすることもしばしばで未だ勉強中の身でありますが昔から特に”石の持つパワー”にはとても惹かれるものがあります。宗教と癒しは直接的に関係のあるものでは無いけれど目指す空は同じゾーンにある気がするし、だからこそ人はそういったものを必要とするのではないでしょうか?
そう、それで”石の持つパワー”ですが 信じるものは....ではないけれど人の ”意識” こそがパワーを持つというのかな?意識に賛同してくれるというのかな?この場合は石ですが何にだって当てはまることだと思う。例えば筋トレは鍛えたい部分を意識して行うもそうだし、「こうなりたい自分を想像して何かを行う」は人が自然にすることのなかでするとしないでは結末は同じでも濃度が違う気がするし祈りや願いならもっと如実だと思う。

このところ私はずっと意識をすることに重点を置いて生活をしている。
石に関していえば単に女性らしさアップにローズクォーツとか気管支が弱いからタイガーアイとか何でも良いからクリスタルは強いんだとかそういう概念と気分だけで持つのはやめ、最近はインスピレーションから惹かれる第一印象は大切にしつつ、一つずつ手に取りパワーを感じたものだけを選んでいます。インドからパワーのある石のみを取り寄せてその中でもより一層パワーを感じる石を。選んだパワーを持つ石はすべて目に見える効果を表します。身体の経絡に当てると滞った老廃物が一気に流れむくみが一瞬にして消え血色が良くなり当てた部分から火照ってきます。そのうち身体が自然とリラックスした状態になる。
本来、石とはここまで力があるのかと世の中のエステ業界に悪いのですが魔法みたいな本当の事実。
そういう石を今その都度石のパワーに圧倒されながら沢山集めています。良いことはどんどん人に勧めたい質の人間なので近い将来SLADKYを通してお伝えしたいと思います。
それを持っていたら手放せなくなるくらいのもの、そういうものを作っています。これは世の中が動いてしまうのではないかというくらい大袈裟でいい、良いものなのです。
そこに意識が加わればそれは最強なものになることでしょう。


2008年9月15日

少し前神宮前という場所に東京オリンピック開催時に建てられた芸術的なマンションの中にofficeがありました。その時代の人と匂いと音楽と自分が作っていた服と着ていた服と好きなお酒と....あらゆることに不便な街だったので銀行とハンズとタワレコと本屋さんとヨガスタジオの為に渋谷のど真ん中にofficeを移しました。渋谷の街をぐるぐる歩いてばかりいた気がする。私にはぴたりと合っていた渋谷には独特の渋谷の風が吹いていたしそこから出会った様々な人やモノにまた刺激を受けて与えて疲れて...
こうして現在の場所に移動をして2年自分でできる範囲を確実に丁寧にこなしていこうとやっと立ち止まったり振り返ったりする余裕や余韻に気付くことができる様になりました。
喧騒は外から眺めてようやくその良さや煩わしさがわかる。それが好みかそうでもないかも。

一番に感じていることはSLADKYの洋服を買ってくれるお客様との直接のやりとりができたということ。電話も自分で受けるしメールの問い合わせにも自分で答える。かつて自分が欲しいものの為にそうしてきた行動を今逆の立場になってお受けしている。
ご面識を得ずに一つの共通の”モノ”だけを通じてお話をさせて頂く機会に立ち会う時(ただ商品問い合わせなんだけど)この上なく嬉しい。できればいつかお会いしてみたいとまで思う。

沢山のお問い合わせをいただきました伊勢丹取り扱いの”WEEKDAY”。先にもお伝えしましたが”WEEKDAY”シリーズは10月に販売することになりました。9/17日からの取り扱いは始まるのですが”WEEKDAY”は10月です。同時に4Fに移動もします。
だからあの時のキラリとした会話をした皆様ごめんなさい、状況が変わってしまったのでまたお問い合わせくだされば良いなぁ...と思う次第です。
”WEEKDAY”は10月から4Fです。
詳細はまたこのBlogでお伝えしますがここを知らないお客様にはどうやってお知らせしようかな......





2008年9月13日

08'A/Wコレクションのみ9/17よりまずは2Fにて取り扱い始まります。
ということは以前お伝えしました
伊勢丹限定の
"WEEK DAY"シリーズ
はまだです。
10月より4F売り場準備完了整ったら。

2008年8月30日

BARNEYS NEWYORK 2008 AWカタログ 掲載されました。

リリースにあたりBARNEYS限定商品も販売いたします。


Long V-Neck Dress
Gray / Navy
Cotton 50% /Wool 50%
¥11550-
9月中旬以降販売


その他、手染めのカシュクールロングドレスも限定販売しております。

是非ご覧くださいませ。



2008年8月29日

秋の知らせがこんなにも雷雨でなくてもいいだろうってくらいに何をそんなに自然は怒っているのでしょう?世界に何が起こっているのでしょう?私だって酔うと喜怒哀楽全開ですがここまで怒ってはいないはず。車から見る土砂降りは臨場感あふれるミュージカルを観ているようです。でも雷は集中豪雨はなんかスッキリするから結構好き洗車して泡だらけで雷雨の中を走ったこともあります。そして雷の後の空気はマイナスイオンいっぱいどなたにも無料エステです。


Camera をバシバシ撮るのために遊びにいってきました。閉店後のnano・universeであてもなくただ撮り続けた。忙しそうに設営していたのは今日からの為だったのでした。ただのCamera自慢とお邪魔虫で済みません、先生。だって楽しくって。



























映画公開もありいつもの様にまた自分の中で SEX AND THE CITY 熱病が始まってしまった。BGMでも聞いている私ですがなんと84話目に(知らない人はごめんなさい)キャリーの高校の時のBoyFriendとデートに乗っていた車が"AMC PACER!"って言ったんです。これはもう私的に”きゃー!きゃー!!きゃー!!!「超」びっくり!”というのもちょっと前までの私の愛車はAMC PACER! 35年前の旧車は購入当時東京に私をいれて3人しか所有者がいなかったそうです。発売当初は世の中にかなりの衝撃を与えたらしく、確かに運転していると外国の方がガッツポーズしてきたり年配のおじいちゃんが三脚立てて写真とったりくるマニアの方が良ーく見ようと近づいてきたり知らない人と車社会でのコミュニケーションはPACERによってとにかく恩恵にあずかりました。ほんの少し前なのに妙に懐かしくなりまた愛着の気持ちに感謝しました。

当時のどなたかのPACER

ニットに刺繍もいれた私のPACER


2008年8月26日

WALLWALKS村上さんが仙台から早朝直納品にやってきた。佐川のお兄さんもいつもニコニコ気持ちのよいものですが、朝村上さんからの手渡し。なんて愛のある”やりとり”なのでしょう!?こういう人間を感じるやりとり大好きです。だから箱に詰まったWEEKDAYは可愛い子供の様に大切に大切にお届けしなければ!

人間より高いトリミングにこがね丸さんを連れて行き、そういえば彼女は真っ直ぐに歩くことができないようで私のまわりをくるくるロシアの踊りみたく回りながら進みます。だからこがね丸さんが一周そして私がターン、およそ10m進むのに8回位シェネ(ballet)回ってます。デジタル一眼レフを開店と同時に見に行きずっとずうーっとあらゆる種類を見て触ってレンズ付け替えて説明受けてCanon行ってNikon行って時々ORYMPUSそして戻ってNikonNikon...Canon。写真家の久家靖秀さんにも無知ながらも不躾に聞いて色々と教えて頂いた知識もフル活用して何時間も講義聞いた後にちょっと詳しくなってまとめてそして休憩してもう一度始めから行って考えますと言って帰ってきた翌日再び行って決めてきた。未だかつてモノの購入にこんなにも真剣になったことが無い気がする。淳さん曰く詳しいのかアマチュアなのかわかんない組み合わせ、(私の生活に)世界感が変わる。私もそう思う。

2008年8月21日




少し前の試写で観てから衝撃を人に伝え勧め過剰表現でもなく観て観てと言ってた「闇の子供たち」が公開。内容が評価がどうであれまず観るべきだと思う。そして何かを感じ考え自分一人では何もできないかもしれないけれどそれを人から人へ伝えることが大切だと思った。平和に暮らしている毎日のすぐすばにどうにもできない出来事がおこっている現実があるということを知ってるけど見過ごすより少し立ち止まって考えてみるきっかけとなれば良いのではないでしょうか?こういうこともある一つのきっかけとして。

2008年8月18日

Ollie 9月号 村上淳OLD PHASION内掲載されております



既にお問い合わせが殺到しておりますmmj氏が携わった
新宿伊勢丹限定アイテム
が数点ご紹介されておりますので少しご案内。
老若男女国内外(特にLondon)問わず人気の「Week Dayシリーズ」
過去のアーカイブから新しいものまで3シリーズ
同時に販売いたします。
またグロッシーな焼き付け塗装をしたビニールのベルトと一緒に付けて欲しいカラビナ。Week Dayが
5日5枚3種類合わせて5色、ベルトが5色
毎日違う組み合わせにして着てもも何ヶ月もかかりますね。

きゃー!!可愛いっ





伊勢丹限定 WeeKDay 3rd White 1size ¥12600






Week Day 1st miller Tank になってBlack/Grayの2色2 size ¥5775

Belt ¥12600とカラビナ¥4200 5色展開



新宿伊勢丹のみの販売
9.17~23 
新宿伊勢丹2F TAG LINE


これからの時代を生き残るのに有益なスキルは将来的に大きなリターンを生む自己投資である「英語」「IT」「金融知識」とそれから「筋肉」だそうです。毎日を必死で生きている誰しもが弛み緩み弱み何かの希望を持ってそれでもポンッとグレーポケットに入り込んじゃう時があるそんな日常生活に「筋トレ」を是非勧めたい。ポジティブに生きていく為私はとても参考になりました。