2009年11月26日

東京と言う街はとにかく様々な顔を持ち、沢山の人が集まってはできあがる。村でもなく町でもなく国でもなく砂漠という都市である。存在する人間はジプシーである。


色々な東京をいろいろに撮る。

春夏のSladkyのビジュアルは
いつも撮ってくださる日垣君の
パリへ旅発つ前の最後の東京を残しましょう
ということもあり

その人となりが東京の街に写りこむ写真を
日夜ゲリラで撮影しています。

出来上がりがとても楽しみです。























夜の渋谷明治通り。
工事現場にこんな細工は微笑ましくて好きです。
雑居ビル屋上では映画のセットかというくらいに良いものがあった。
ミカちゃんお世話になりました。














「Le Cabaret」














アルゼンチン出身のアレナ。寒い中新宿を闊歩してくれた。アリガトウ。













今はなきベニサンピット。シアタープロジェクトの新しい稽古場にて。





















北島三郎さんの前で。
この日私は歌舞伎町で奇怪な目を向けられ
誰からも話しかけられずに悠々と通り抜けることができた。


まだまだトウキョウジプシーの旅が続きます。

出来上がりをお楽しみに!!

2009年11月23日

-SHE-佐東利穗子氏の肉体美


勅使河原三郎さんディレクションの-SHE-を観てきました。
何度観ても、何度もやっても馴染めないコンテンポラリー。
照明の光と陰と肉体美と踊り子の吐息使い。
至ってシンプルであり非常に質素。とマイナスに感じるのは
ダンスを生業に出来なかった才能と根性の無さと努力不足と怠惰な自分のせい。
どうしても舞踊は古典であればある程、豪華爛漫演出であればある程、
好みである私にとってコンテは理解に難しいダンス。

本日の-SHE-では佐東利穗子さんが一時間激しく踊り続けた。
まさに陶酔している様にダンスと言うよりも身体の美しさに目を奪われてしまった。
一言で表すならば「線」という身体ラインは私の最も理想とするところであり、
「This is it」を観て感じたマイケルジャクソンの身体にも共通する。
ダンスをする人の身体は繊細かつ力強い筋肉で構成され美しくしなやか。
決して即席では出来ない日々の鍛錬の賜物であることを知っている。
ダンサーの衣装をいつか作ってみたい。




2009年11月17日

能動的三分間



杉山優子さんのスタイリングで
東京事変の「能動的三分間」
ドラムのトシちゃんがSladkyのニットを着用しています!
とても素敵です☆
ムーンウォークも素敵☆



優子りんありがとう!

まっすぐな道でさみしい

種田山頭火の句ほど機械的にそろった文字が似合わない句もない、
と表題にして思った。
親兄弟を失い、妻子を捨て、
死ぬことも許されず生きながら苦しみ続けた生涯は、
さらりとした文字ではなくごつごつした文字がしっくりくる。
そう思っては彫れば彫るほど香しい香りの楠と対話し、がんがん彫りました。
隣の作品が「無」なのも何かとても良い感じ。























2009年11/15~11/21まで
@セシオン杉並にて
刻字展をやっています

お近くにお立寄の際には是非

2009年11月12日

2010' Spring Summer 『 GYPSIES 』

2010'春夏の展示会が無事に終了しました。

足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

いつもながらBlocの皆様、今回も大変お世話になりました。

お手伝いをしてくれた方々、ありがとう、お疲れ様でした。















今展示会では、写真家の宥海さんのご協力により

ルーマニアのジプシーの写真を展示させていただきました。

写真達たちを連日見つめながら

作った洋服達と私はその写真に見守られていた様に思います。