2008年6月29日

街ではやたらと自転車自転車自転車....と目に付くのは今頭の中が自転車でいっぱいだからだわ。何をしていたって自転車に目がいっちゃって色々見に行ったり試乗したりネットで調べたり人に聞いたりしてやっとピンと来た本日出会った自転車は

乗りものではくるまが一番好きです。信号にあたらずの抜け道と一度通った道は国内外問わず絶対に忘れませんが得意です。これは何かの能力として役に立つことがあると思っておりますが未だ見つかっておりません。運転をしている時、はっきりと自転車は弱視していました。危ないし邪魔だし見ているだけで怖かったし一生乗るまいと思っていたのに今頃になり興味を持ちました。
筋トレにはつながるけれど有酸素運動には興味が無いから電動アシスト自転車と三輪車を調べに調べなるべく力要らずで目的地へ行けるものと思っていたんです、つい先ほどまでは。
Bianchiという自転車を友人に勧められ一目惚れをしました。一目惚れって大事です。直感や第一印象も同じく。何と言ってもエメラルドグリーンの色の可愛さに惚れました。絵の具でエメラルドグリーンって色を知った時のまあなんて素敵な色!のあの嬉しさと同じ感動です。エメラルドグリーンの自転車です。!
電動式なんてすっかり頭から離れちゃって頑張って坂道のぼります。物凄くワクワクして調べ始めたら今年モデルの生産は終わっていて在庫は無くなかなか売っていない。私のもとへやってくると良いなあ。そうしたら、この夏は三輪車でもたいまさこさんもアシスト自転車でシルヴィギエムさんも予定変更でヘルメット付けて忌野清志郎さんになろうと思いました。かと言ってSladky自転車スタイルコレクション出します!にはなりませんけどね。
その前に自転車乗る練習しないと....




2008年6月24日

時がとまる。我を忘れる。周りが見えなくなる。夢中。夢中になっているときを思い返すと幸せな満足感でいっぱになるものだ。そのすべての言葉が当てはまる時間を過ごしたからとても充実の満足いっぱい。物作りの始まりに生地を見たり糸を見たり街をぶらついたり運転しながら爆唱したり独りで過ごす時間はとても大事な

中、最も幸せを感じるのがレースを見て触るときであります。幼少の頃から沢山の美しい下着の中で育ち潜在意識の中に何より下着が一番という考えがあるのか下着たるもの全てに目がない。美しいものを観ると少しだけ自分も美しくなったようなそんな気分になれるからこの世で一番美しいレースを堪能しにsladkyでいつもお世話になるレース屋さんでまさに我を忘れレース選びに没頭しました。ここのレースはフランス、イタリア、イギリス等ヨーロッパの伝統的なレースが中心で溜息が本当に出る美しいものばかり。今回のレースがまたとっても可愛いものに生まれ変わるのでお楽しみに!

そして以前からずっと行きたかった山本寛斎氏の熱き心展に行ってきました。始めから終わりまで鳥肌が立ちっ放しで仕舞いにはぶるぶる震えてしまうくらいに感動して泣いて最後は暫く動くことができなかった。何がって個人的解釈ですが日本の美しいものへの執念が感覚的に似ていると言ったら何ともおこがましいけれど、向かっている方向は同じゾーンに入れているかな。と安心したというのが近い。左右不対称のものを着るのはもともと着物の片身代わりからだったり、古い着物や男着物を着たり写経をしたり陶器を焼いてお茶を点て三味線を弾き傍目には変わった人だと思われていたに違いない、染物や編織物、入れ墨から浮世絵へ興味のあることは皆日本にあったんです。

そういうこと全ての熱い熱い-美の意識-日本を背負って世界に挑戦している本当に素晴しい展示でした。
また、日本元気プロジェクトのドキュメントフィルムが上映されておりその中で寛斎氏は『夢を追いかける』ことを訴え続け活動しています。スケールの大小関わらず、常日頃持ち続ける希望として夢追うエナジーは人を元気にするという考えは心から賛成です。
斯く言う私も夢追うエナジーによって元気になりそれを人々に伝えたいと切望するのです。


2008年6月19日

”良いものを作り上げる” 沢山の真っ直ぐな想いが一つの方向へ向かっている時って強いエナジーを受ける、どんな役割だってそこに携われる喜びを感じずにはいられません。だからseaweedsになったんです。

日頃より公私ともに大変にお世話になっているスタイリストの杉山まゆみちゃん。
Sladkyのlook bookのスタイリングや展示会のアドバイス、お肌の悩みから人生相談までできる、肌質からお酒の酔い方まで似ている、そして何より志が一緒なとても感覚の近い友人でもあります。東京事変の衣装をお手伝いさせて頂いたのがきっかけで顔を合わせればビールを片手にいつの間にかこんなに仲良くなっていました。
そんなまゆみちゃんのスタイリストというお仕事を少しのぞいたのがきっかけでできたユニットが-seaweeds-。何かを作り上げる時、そこに携わる。そこに手抜きは一切ありません。
昨日もRYUKYUDISKOのPV撮影でまゆみちゃんをアシストしてきました。現場の雰囲気感じてみたい興味からこのPV撮影参加はもう3度目になりますが、エキストラとして出てみたり毎回大変で面白くていつもとても楽しみです。昨日も整形手術医師の手やりました。
皆の気持ちが良いものを作りたい!と一つの方向へ向かっている時間を共有できる、そんな素敵な現場のお手伝いをさせて頂いてありがとう。



2008年6月15日

先へその先へそのまた先へ、前のめりでも良いと思う。必死さが格好悪いことなんて決してなくて、その追求や探求や向上は意識を持つことで意識しないのとは進む角度も速度も大きく影響してくるもの。気がつけば、気がついた時私は何処にいるのだろう?何処にいたいと望み願い欲する気持ちは常に欲張りであって良いんだと思う

福岡へ行きました。SLADKYを取り扱ってくださるSHOPをぐるぐると回りました。
まずはAWから取り扱いの始まるRag。深紅のドアの奥にはまるでBIBAの世界の様な重厚な内装の店内。素敵なガラスのチェストにヴィンテージのアクセサリーや写真集が飾ってあり、ここは本店EVERGREYの姉妹店になりますが、竹森さんのこれが好きなんだ!格好良いんだ!という気持ちが、置かれた洋服達を通して伝わってくるセレクトで私も汗だくになりChangelingのデニムを試着しつつ宝物箱に入る掘り出し物を掘り出し、本来わくわくニコニコでお買い物ってするんだよなあとあらためてお客様にこんな気持ちを届ける服作りを心がけようと強く思いました。SLADKYを格好良く着こなしGRETSCHのギターを弾くRagの橋本さんが目に浮かんできます。
久留米から博多へ向かう途中、石橋美術館にて20世紀絵画の流れを観る。大好きなピカソのオイルペイントや実物は初めてのポロックの作品等、思いがけず良いものを観る機会に恵まれました。
博多では村上淳氏がSLADKYに関わって作られたものをメンズサイズ展開して置いているMAMASAID。SLADKY08SSのExhibitionテーマがMAMASAID。SLADKY08SSとMAMASAIDは同時期にスタートしたので何か思い入れ、愛 情 が湧いております。
SLADKYを着る彼女の彼に是非行って欲しいお店。
それから今回福岡に呼んでくださったLOVETRIP。それにしても福岡の女性ってなんて可愛く美しいのでしょう!?洋服を大切に扱って頂いている上にこんなに可愛い方に接客を..これなら安心して洋服を託せる、むしろ光栄だとも思いました。たまたま新潟から旅行でいらしていたお客様ともお話しすることができたりと、一つの洋服を通して色々な方との出会いもして普段なら中々できない良い経験をさせて頂きました。6/20からLOVETRIPスペシャルアイテムを販売致します。一つ一つがスペシャルで私自身が全て買い占めたいくらいに可愛いものですが内容は是非お店に行って探して見つけてきゃあきゃあ!と楽しんでお買い物してください。

こうしてお取り扱いSHOPを訪問するのは新しい発見や出会い、確認や再確認、考えること、学ぶことが沢山です。福岡で出会った全ての方々にありがとうございました。







2008年6月9日

普段中々言えない言葉は実は一番シンプルでそして言わなくちゃいけないけれど私は言えないから電子メールではなく手紙を書いたりするのですがこういうのも有りなんだと物凄く新鮮な感動を覚えたのです。


刻字をやっています。カンカントントン木を彫ります。その行為は完成を夢見て無心になること。木の生きてきた年月をあらわす年輪やどの方角を向いて育ってきたのか、彫られて完成しても尚涼しい風を出して呼吸をし生き続ける。そういった木との出会いにいちいち感動したい。
日本橋の私の好きな「刃物は木屋」のビルにある喫茶木屋にて展覧会があり、そこで一つまた感動を貰いました。だから次の私の作品は「ごめんなさい」に決めました。

2008年6月4日

2008 A/W は"SALE"というタイトルのExhibition.そもそも売ると言う意味では"SALE"ですが、「何処でセールやってるの?」と、思われた方、実際にバーゲンセール目指してこられた方もいらして、このテーマとタイトルはわたくし的に大成功だったそんな展示会を終え、

HPも更新しないと...と思いつつ3年が過ぎ、今度こそは!とやっとやっと動き出したなら折角ならblogもと書き始めてはこんなこと書いてもなぁ、とかもっと世の中に訴えることを書くべきなんじゃないかと思っては消してまた書いてまるで日記みたいだ、と消しては書きを繰り返し中々進まないからもういい加減これで始めることにしました。そんな始まりです。