2009年3月25日


JOHN LAWRENCE SULLIVAN のショーを観てきました。
止まるところを知らないというべきか、観る度にパワーアップしていっている様子で、荒士君の力強さを感じました。
最近始めたK-1コースでのボクシングのフォームをとても褒められることを伝えたところ、
相手は誰であろうが自分との戦いも含め全て敵だと思え!と
言われたことを思い出し、何事にも真剣に常に戦闘態勢でいるべきなんだなぁ..と思いました。
残念ながら、直前まで静かにスリングに収まっていたこがね丸さんが突然の爆音にびっくりして暴れ出し、写真を撮ることができず終いになってしまいました。

2009年3月23日

最近此処彼処で幸せな報告を聞く。そういう時代なのかそういうお年頃なのか、ともあれ春に向かって幸せを宣言する人は実に良い顔をしています。


Cheryl Lynnを聴きに行ってきました。
このところ音楽を聴くのは Blue Note だったので初めて行った Billboard はソウルだったせいなのかホールみたいな造りだったからなのか、マイクを通しての声の迫力は勿論のこと、全体の音の抜けが良くお客さんのノリも良くて70'sディスコを彷彿させとてもとても良かった。それにしても素晴しい歌唱力。唄が上手いって良いなぁ。声が素敵っていうのも宝だと思うなぁ。

2009年3月21日

全く離れた場所に居るのにふと思うことが同時に一緒だったりする。そんな偶然を「モノを作る人間が好きだ」と表現した人がいる。


遠くボストンに居る伸君とはなぜか偶然にもあなたも!ってことがよくある。そしてそれが続いている。お互いの生活をのぞいている訳でもなく伝え合っている訳でもなく、このブログを読んでくれたりお便りが来たりの都度に。それは観た映画や興味を持っている人や、言っているそばから今流れる音楽まで、決して流行っていない多くの人が好んでもなさそうなものなのに、偶然にも一緒が重なるのである。この度もお互いテーマは違うけど ”面” に向かっていたようで、
こんなことになっていた。素晴しい! SLADKYのお面もお楽しみに。

2009年3月20日

春分の日なるべくとても春らしい陽気。
まだ寒いなか桜が咲き、梅や桃が咲き、木蓮もよく見かける様になり、
木々が次々と新しい花を付け始めました。
そうすると鳥たちがさえずり「皆さん一緒に踊りましょう」って
パントマイムがどうしても頭に浮かぶ。
そのうち本当に踊り出し、そうやっていつも散歩をしています。
うちのアーモンドの木も花を付けました。

2009年3月19日

卵白生活になったからまた卵黄の使い道としてクッキーを焼いています。
大量に大量に何百枚も焼き、人に配ります。
パティシエのように同じサイズの綺麗に揃った美味しいクッキーを焼けるのですわたし。

それは一昨年の秋頃、両国にあった「ベニサンピット」という劇場で
「スペインの芝居」という淳さんの舞台公演中、そのあかねクッキーは販売されていました。
洋服を作るのとは違うお客さんとの直接のやりとりや、その場の声を直に聞き、手作りのものが手と手を伝って真心こめて手渡しされる。 
今日は完売よ!の連絡や、明日は何クッキーにしようかな?の空想は短い期間だったけど本当に心温まる貴重な経験をさせていただいたと思っています。

あの頃はとにかく毎日届けなきゃと必死で、車で接触事故を起こしても「焼かなきゃならないんで帰してください」とお巡りさんに言ってたなあなんて思い出して最近また焼き始めていたら、TPT(シアタープロジェクト東京)のエリさんからお便りをいただきました。
何を隠そうここ近年で私がひと目惚れをしたとんでもなく可愛らしく素敵な女性がTPTのエリさん。ベニサン付近のコンビニで見かけ跡を付けて行ったらたまたま劇場に入って行かれた。女優さんなのかと思っていたらそうではなく、持って行ったクッキーを前に「売りましょうよ」「そうしましょうよ」ってトントン話が決まってしまった。そんな始まりでした。

その文化共有財産であったベニサンピットが今年一月末に閉鎖されたというのは聞いていましたが、第16回 読売演劇大賞芸術栄誉賞を受賞し、今後は横浜のBankART Studio NYKで上演をする場を得られたことを知り、人ごとではなく嬉しく思いました。
TPTの皆様、心よりおめでとうございます。

2009年3月17日


DMが完成。
半年間以上構想を練って元に出来たものから色々なことをして、一晩寝かせてまた加えて、日々進化していってやっと出来上がった。格好良い。そして可笑しい。
この2シーズンのDMは届いたあなたにどんな印象を与えるか?
あなたが手に取るあらゆる状況を想像して作っています。
毎回反応してくださる声はこれだけ考えて作ると響いている感触を実感するいという、どこにも手を抜けない自分への引き締めになり励みになります。
展示会まであと1ヶ月を切りました。もう少しでお届けできます。

2009年3月10日

東京都美術館に出品した作品を見に行ってきました。
毎回思うことですが、字を彫る行程にはまず「書く」ことができてこそ。
そうかと言って上手な字を書くから良い刻字ができると言う訳でもなく、
職人並の木工捌きができても字体の善し悪しは隠せないという、
神経集中と、感覚的バランスと、力一杯の想いを込めた丁寧さと、
木へ対する感謝の気持ちが全て完璧でなくてはならず、
「書」よりも力強く逞しく「書」よりも繊細だと思った。



2009年3月9日


まゆみ父秀光とCopaとこがね丸さんの旦那様探しに5年ぶりに開かれるという「ペキ展」に行ってきました。前日まゆみ父秀光には「トットは他と違うんだから妥協するのはやめようね」と言われ意気込んで臨みました。普通に生活していてまず同じ犬種に出会うことがないので、白も黒も茶色もパーティも勢揃いのペキニーズばっかりのこういう場所って初めてだからとても面白かったです。
うちの彼女こそ世界で一番の美女だと思い込んでいたけど、これだけ集まると結構美人が多くてびっくり。我こそはという飼い主の品評っぷりも何だか慣れなくて早々に引き上げてしまいましたが、今後ペキニーズオフ会なるものに参加し、犬の名前同士で人間を呼び合う関係にならなきゃいけないみたいで、良い遺伝子探しの道のりはなかなか険しそうです。
ペキニーズトロフィー。


2009年3月5日


わたくしのやっている「刻字」という文字通り木に文字を彫るものですが、
この度「日本刻字展」に初出品いたしまして賞をいただきました。
一つの作品を作るにあたり、文字選別から書きこみ丁寧に大胆に彫ってようやく色付けまで約3ヶ月。木と自分との相性を探り合いながら愛情を注ぎ沢山の力をもらって出来上がったものからは感謝の気持ちで満たされる想いです。
何の為になるか全てが身になると思ってやってきたこと、報われる。

東京都美術館『日本刻字展』
2009年3月7日(土)〜3月12日(木)

お近くにお立寄りの際には、是非ご覧になってみてくださいませ。
ちなみにわたくしの出品作は 「要」という一文字。
文字の置かれた「間(空間)」を感じてください。

かしこ


もう、死んでもいい....

















そんなセルジオメンデスのライブに行ってきました。
今日のところまだ興奮冷めやらぬで何も的を得て話せません。くらいに興奮です。
セルジオに最後「また明後日観にくるからね」って背中をさすってハグし、おやすみと言ってきましたが、

















わたくしのこんなに興奮の元と言えば何より ”Yutaka!!”ユタカさんです。
















胸が一杯で何も申し上げられない。
今日はそれだけ。
私の世界で一番、最も大番好きな生まれてこのかたこんなにハマった[Solitaire]って曲の由来も教えてくれたんだけどもう頭が真っ白ってこういうこと。

そういうこと。とにかくもう言葉がない。

2009年3月4日
















ロンドンでギャラリーとカフェを営む朝子さんが”ひな祭り”にと、とっても可愛いお菓子を持ってきてくれました。こういう四季と行事を入れたさりげない心遣いは素敵なものです。
もう何年も前にそのギャラリーカフェのオープンの際、Sladky がTシャツを作らせていただいたのがきっかけでしたが、当時 Portobello Marketではその偽物まで出回っていたようで、何だか懐かしく嬉しく、思い返せば数年前そのカフェで出会ったHIRO君のご紹介で久留米のSign of The Timesにて昨シーズンからSladky取り扱いが始まったりと、こういう波って知らないところでじわじわ広がっていくものなんだなぁと思いました。

その後PV撮影用のリースにスタイリストの梶君がやってきて














久しぶりの、朝子さんと梶君は偶然の、再会をしました。
Sladkyのプレスは直接連絡をいただく以外、BARNEYSさんのプレスルームに行ってもらうのでこうしてここへいらしてくださると色々なお話ができて嬉しいです。
この日、梶君の興味は専らテーブルに置いてあった「ジプシーミュージックの真実」という本でしたが..

2009年3月2日



シーズンテーマを決める際、
次はこういうの、その次の次はこれでと大まかに骨組みはしていて、
さあ取りかかろうとなると先ず世界観をイメージした本を作ります。
そこで私は図書館に行きます。この数年通っているのが文化服装学院の図書室。
ここは写真集から雑誌から過去の全てのコレクション資料や服飾や素材に関する膨大な資があって、何時間居ても飽きないまさに世界に誇れる書籍の宝庫だと思います。

SLADKYのテーマになることが多い古典戯曲や民俗学も
奥深く掘り下げて調べていくと実に意外な発見や繋がりがあったり、
また素材や技法の資料は多くを学ぶし、外部者に本の貸し出しの許可が出ないためひたすら付箋をつけ、山積みの資料のコピーを取ります。
かつてこんなに勉強熱心だったことがあっただろうか...
喫煙所にいる学生たちを眺めて、勿体ないなあ..と思いながら少し学生気分を味わい、貪る様に集めた資料で作ったイメージ本は毎シーズン私の宝物になるのです。

2009年3月1日

ジムのトレーナーの方々が行かれるという肉のハナマサに行き、
全てが業務用のグラムじゃなくてキロ単位表示のささみや、一パック40個入りの卵や、
卵白を抜いた後の卵黄活用にクッキー作り用の材料等を大量に買い込んだ。
私は何でも徳用とか業務用とか小さくても同じものを何十個もと
絶対に1人では使い切れないサイズや数量を買う癖がある様です。
こうして最近とても気に入ったお茶も段ボールで発注。














3月から集中期間に入るためタンパク質を買い込んで臨んだ週末でした。
健康志向意識レベルの高いアメリカには通常の量が多いにも関わらず 
普通の人用、脂肪半分とか、砂糖抜きとか、まるでお肉の食感!とか、
植物性なのに動物性脂肪の味!とか、とにかくあらゆる食べ物に対して
自ら選択できるように作られているものが多い。
これは日本の食品の一緒くたに砂糖抜き、カロリーゼロやマクロビ食品もどきとは訳が違う。


それ故に運動をする人用にもあらゆるものに気が利いていると思う。
アメリカの友人からダースで送ってもらったプロテインバー。タンパク質含有量が卵白およそ8個分と素晴しい。見出し通り本当に美味しい。
どんなダイエット中も断食中もチョコレートだけは止められない私にはなくてはならなく、そしてこんなに美味しかったらもうずっとこれで充分ってくらいに美味しい。
伸君ありがとうございました!!