2009年5月11日

良いものが予想をはるかに上回り出来上がっちゃうと...唸るしかない。ある人が私に言いました。

例えばうつくしい出し巻きが出来ると私は写真を撮ります。
美味しいご飯が出来ると人を招きます。
綺麗なクッキーが焼けると人に配ります。
あまりに美味しいと感じる時、天才的だわ!と叫び、お店でも開くべきなんじゃないか?と本気で思う。
私の場合、特に料理をしていて感じることが多く、それは日常生活の多くに当てはまることであるし、メイクがキマったとき、縦列駐車が一発でできたとき、ピルエットが余分に回れたとき、そういう時の喜びとはまたちょっと違った、自分でも驚いてしまうくらいに良いものを生んだときの唸り。
どうしよっかなぁ...という嬉しい悩みを含んだ限りない期待への唸り。



















09AWのビジュアル撮影を浜松の中田島砂丘で行いました。
まだ写真は上がってこないけれど、撮影中ずっとそんな気持ちがしていた。
凄い良いものになりそうな、なるに違いない予感が始終「どうしようっかなぁ...」って。
これは今回の AWが展示会での評価、反応、自己の満足含め、ある程度のところまで満たされそして幸福に感じられたからこそ、いかなる状況でも良いものが撮れるだろうという自負が、根底から覆され、テンポ良く進む撮影にスタッフ一同気持ちを持って行かれるしかない、感動なんてあとからだとまずリードする被写体に付いて行くのが快感で、
これしかなかったと思わざるを得ない素晴しいセッションになった。
恐らく皆様がひっくり返るだろう完成をどうぞお楽しみに。







0 件のコメント: