2009年3月2日



シーズンテーマを決める際、
次はこういうの、その次の次はこれでと大まかに骨組みはしていて、
さあ取りかかろうとなると先ず世界観をイメージした本を作ります。
そこで私は図書館に行きます。この数年通っているのが文化服装学院の図書室。
ここは写真集から雑誌から過去の全てのコレクション資料や服飾や素材に関する膨大な資があって、何時間居ても飽きないまさに世界に誇れる書籍の宝庫だと思います。

SLADKYのテーマになることが多い古典戯曲や民俗学も
奥深く掘り下げて調べていくと実に意外な発見や繋がりがあったり、
また素材や技法の資料は多くを学ぶし、外部者に本の貸し出しの許可が出ないためひたすら付箋をつけ、山積みの資料のコピーを取ります。
かつてこんなに勉強熱心だったことがあっただろうか...
喫煙所にいる学生たちを眺めて、勿体ないなあ..と思いながら少し学生気分を味わい、貪る様に集めた資料で作ったイメージ本は毎シーズン私の宝物になるのです。

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