2009年1月10日


「蟹工船」の打ち上げに行ってきました。
1ヶ月前は丁度そこにいた全ての人間が集まり皆でお疲れ様と言い合った。
準備から含め本当に大変だったこと、辛く寒かった日々、沢山の出会いとカット毎の何にも変えられない一瞬一瞬の喜び、振り返って壮絶だった一ヶ月を思い出し本当に良い経験をさせてもらった現場だったと感じた。
映画を作る人はその映画を良くすること、それだけの為にしか生きていない。といっても過言ではないのではないだろうか?
世捨て人ではないけれど普通の生活すら全く接点がなくなるような切り離された別世界の中で、ひたすら良いもの良いものと追求し続ける。どの世界にだって勿論いえることだけれど、普段生きていく中でこんなにも多くの人間が一つに向かって集中をし続けることってなかなか無いと思う。
撮影中何人かの人間が「だから映画がやめられない」と言っていたのが印象に残っています。映画を作る人こそ映画中毒であり、だからこそ留まることが無い世界なのだと思った。
蟹工船、良い映画になると願っています。

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