2008年6月24日

時がとまる。我を忘れる。周りが見えなくなる。夢中。夢中になっているときを思い返すと幸せな満足感でいっぱになるものだ。そのすべての言葉が当てはまる時間を過ごしたからとても充実の満足いっぱい。物作りの始まりに生地を見たり糸を見たり街をぶらついたり運転しながら爆唱したり独りで過ごす時間はとても大事な

中、最も幸せを感じるのがレースを見て触るときであります。幼少の頃から沢山の美しい下着の中で育ち潜在意識の中に何より下着が一番という考えがあるのか下着たるもの全てに目がない。美しいものを観ると少しだけ自分も美しくなったようなそんな気分になれるからこの世で一番美しいレースを堪能しにsladkyでいつもお世話になるレース屋さんでまさに我を忘れレース選びに没頭しました。ここのレースはフランス、イタリア、イギリス等ヨーロッパの伝統的なレースが中心で溜息が本当に出る美しいものばかり。今回のレースがまたとっても可愛いものに生まれ変わるのでお楽しみに!

そして以前からずっと行きたかった山本寛斎氏の熱き心展に行ってきました。始めから終わりまで鳥肌が立ちっ放しで仕舞いにはぶるぶる震えてしまうくらいに感動して泣いて最後は暫く動くことができなかった。何がって個人的解釈ですが日本の美しいものへの執念が感覚的に似ていると言ったら何ともおこがましいけれど、向かっている方向は同じゾーンに入れているかな。と安心したというのが近い。左右不対称のものを着るのはもともと着物の片身代わりからだったり、古い着物や男着物を着たり写経をしたり陶器を焼いてお茶を点て三味線を弾き傍目には変わった人だと思われていたに違いない、染物や編織物、入れ墨から浮世絵へ興味のあることは皆日本にあったんです。

そういうこと全ての熱い熱い-美の意識-日本を背負って世界に挑戦している本当に素晴しい展示でした。
また、日本元気プロジェクトのドキュメントフィルムが上映されておりその中で寛斎氏は『夢を追いかける』ことを訴え続け活動しています。スケールの大小関わらず、常日頃持ち続ける希望として夢追うエナジーは人を元気にするという考えは心から賛成です。
斯く言う私も夢追うエナジーによって元気になりそれを人々に伝えたいと切望するのです。


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