2009年11月23日

-SHE-佐東利穗子氏の肉体美


勅使河原三郎さんディレクションの-SHE-を観てきました。
何度観ても、何度もやっても馴染めないコンテンポラリー。
照明の光と陰と肉体美と踊り子の吐息使い。
至ってシンプルであり非常に質素。とマイナスに感じるのは
ダンスを生業に出来なかった才能と根性の無さと努力不足と怠惰な自分のせい。
どうしても舞踊は古典であればある程、豪華爛漫演出であればある程、
好みである私にとってコンテは理解に難しいダンス。

本日の-SHE-では佐東利穗子さんが一時間激しく踊り続けた。
まさに陶酔している様にダンスと言うよりも身体の美しさに目を奪われてしまった。
一言で表すならば「線」という身体ラインは私の最も理想とするところであり、
「This is it」を観て感じたマイケルジャクソンの身体にも共通する。
ダンスをする人の身体は繊細かつ力強い筋肉で構成され美しくしなやか。
決して即席では出来ない日々の鍛錬の賜物であることを知っている。
ダンサーの衣装をいつか作ってみたい。




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