2011年3月5日
らんる
『襤褸-らんる-(ボロ)』とは
衣類を長持ちさせるため、衣服の形を変えずに
1枚だけでは弱いので当て布を重ね合わせて補強をし、
そのことにより保温性を高め、激しい労働に耐えるようにしたもの。
ボロというと貧困なイメージをしがちですが、
昭和初期までの先人たちは物を大切にする精神が根強くありました。
SLADKYでは、
現代における暖衣飽食の過剰なまでに豊かな生活を見つめ直す必要性を感じ、
ジャポニズムの特徴である日本美術の不規則性と非対称性を
この『らんる』に見立て
日本伝統文様や注染、更紗に夜繊細な模様、
手作業の鮮やかな染やしぼり 絣、縞織り、
これらをいくつも集めパッチワーク状に表現しました。
2011 Spring-Summer のテーマは
『Japonism』
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