2009年6月29日

ファストファッションとエコロジーの矛盾























ここはかつて待ち合わせにも便利で大好きな本屋さんだった。

この秋にオープンする「H&M」の外装が出来上がっていた。

ファストファッションなんて言葉が示す通り、
旅先でちょっと寒いからジャケットを、とか
3枚買うと1枚タダ、とか
安っぽいけどパーティにちょっと、とか
そんな便利さで利用する気軽さが良かったのだ。

それをニュースや雑誌や人々が、こぞって右向け右に流行と仕立てては
この先一体人々は何を良いものとし、どう選別していくのか?
その判断基準すら国民をあげて下げてしまったら
着物から発達したこの日本のファッションはどうなってしまうのだろう?

確かにそういう服を私も持っていて、この先も手にすることがある。
でも簡単にあげたり、捨てたり、無くしたからと言ってそんなに落ち込まない。
洗濯だって気を遣わないし、色が移ろうがそれはそれ。
そんな感覚でそういうものを着用し、何がエコロジーなのだ?と思いながら
のんびり自転車をこぎ、この写真を撮ったことを考えていた。

友人からの電話で、
SLADKYのパンツを2度付け置き洗いをして洗濯機にも入れないで
乾かしてアイロン掛けをして、とたった今聞いた。
人の手元に渡ったあと、大切にしてくれているという報告は
何だかたった今自分の考えていたことと凄く繋がった。

お手元に届いた浴衣を(甚平)こうしてご紹介くださった方も居る。
ありがとうございます。とはこちらが言いたいことです。

大切に作らないとなぁってもっともっと大切に思えてきた。


ーそういう時代ー

といえば、それまでのことでしょうけど....







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